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ウォーター マウンテン

water mountain CD

ポール ブラッドレイ、ジョナサン コルクロー
ヒトシ コジョウ、コリン ポッター

Paul Bradley, Jonathan Coleclough
Hitoshi Kojo, Colin Potter


ディスク1より抜粋

ディスク2より抜粋



ディストリビューター / ショップ

直販店:オムニメメント ショップ (ベルギー)

日本:Art into Life、Omega PointMeditations

アメリカ:Aquarius RecordsExperimedia

ヨーロッパ:ICR distribution (イギリス)、Shining Day (イギリス)、Stashed Goods (イギリス)、Volcanic Tongue (スコットランド)、Shiny Besat (オランダ)、Fragment Factory (ドイツ)、Drone Records (ドイツ)、Soundohm (イタリア)

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  • タイトル:Water Mountain / ウォーターマウンテン
  • アーティスト:Paul Bradley, Jonathan Coleclough, Hitoshi Kojo, Colin Potter / ポール ブラッドレイ、ジョナサン コルクロー、ヒトシ コジョウ、コリン ポッター
  • 曲名 (長さ):
    CD1: 1. Fata Morgana / 蜃気楼 (17:39)、2. Diluvium / 洪積層 (20.07)、3. Polar Vortex / 洪積層 (20:27)
    CD2: 1. Upwelling / 湧昇 (18:13)、2. Deliquescence / 湧昇 (18:12)、3. Pressure Ridge / 湧昇 (19:06)
  • フォーマット:2x CD
  • カバー:ゲートフォールド、ダイカット外箱 / 手刷りシルクスクリーン、300グラム色厚紙
  • 発行部数:初版 250部(ナンバー入り)、第2版 25部、第3版 15部
  • 発行年月:2013年10月
  • レーベル:オムニメメント
  • カタログナンバー:om 08

  • 録音:2006年春、プレストン(イギリス)のウォータータワーにて
  • 編集:ポール ブラッドレイ、2006年プレストン(イギリス) / 小城 仁志、2006年鹿児島、2013年ブリュッセル(ベルギー)
序文

小城仁志が、或る目的のためにイギリスを縦断するのを、高揚して語っていたのを鮮明に覚えている。その目的とは、彼の地のドローン音楽の先駆者達、コリン・ポッター、ジョナサン・コルクロー、そしてポール・ブラッドレイとのセッションだ。
それを聞いた時、私も彼と同じように興奮していたと思う。

その結果が温存され数年(七年!)が経ち、私はこの貴重な音楽遺産が失われてしまうのではないかと、危惧しはじめていた。もっとも、これは小城仁志の忍耐力の前では、考慮されるまでも無い時間であった訳だが。。。
それがついに、グラフィックデザインの妙手でもある小城自身の手による、型抜きを施された豪華手製パッケージに包まれた、リミテッド・エディションとして発表された。作品を聴かずとも、それを眺めているだけで十分に楽しめる美しいオブジェだ。

この輝かしい混合物を得るまでに、おそらく相当な時間をかけた編集と、不定形の音響の森に通り道を拓き、作品として練り上げるための熾烈な経緯があったであろう。
それらは、いくつかの小品に分けられる事なく、融合したような展開を持つ六つの長編として、二枚のCDに収録された。

今、私達が手にしているのは、自然物や瓦礫のテクスチャーに充たされ、幾層にもレイヤーする持続音と、重なり合うハーモニーの循環。楽器、オブジェ、フィールドレコーディングは、単純な共存を超えた形で存在し、まるで自然そのものを演じているようだ。
霊妙な螺旋状の音塊は完璧にバランスを保っているが、そこに隠された力が引き出される際には、激しく吹き荒れもする。
共鳴、恍惚の波は、時に、延々とした声明と激しくぶつかり合う鉄板の残響音のようでもある。
音そのものは、濃密で引き締まっており、全く隙間が無いも関わらず、不透明にはなっていない。
ある意味、文字による説明を受け付けぬような音だ。

「ウォーター・マウンテン」は西洋では乱用されてきた二つの言葉だが、このタイトルには、その世俗性をかけ離れた暗示力と、俳句の強度が感じられる。
彼らは慣習を切り返すのだ。

明白な例ではあるが、作者の宇宙観を如実に反映した「山水」画を挙げる事も出来るだろう。日本のすっきりした山水画よりも、むしろ、中国の荒々しい原初の力の爪痕が残されたようなものの方が、照合に適しているかもしれない。とはいえ、小城仁志が出自の文化的価値に信頼をおいて、おそらく無意識にではあるが、この作品を名付けた事は疑い用が無い。

日本の多神教的な古神道や、アニミズムの伝統の中には、数多くの水の儀式がある。
ほとんどの神社には、参拝者の禊のために、入り口に手水鉢が設置されている。山々は自然の霊が体現する場所として、また、異界への入り口として常に崇められて来た。
これらの事実は、このタイトルに自ずから語らせる側面を与え、その音楽の衝撃に強い隠喩の力を加えるだろう。

「ウォーター・マウンテン」の中の典礼的な要素は、疑いなく、私達の心の中に想像上の地形の土台を作りあげる。それは心奥の「島」の反映だ。

この音による集中的な露出は、意識のすべてを溶解し、内面の変容を促すように思われる。

概して言えば、これは例え一瞬であっても、私達の存在の中の極小の秘所に潜入するために、非常に有効な向精神性の音楽。

深淵の象徴的空間。
唯一無二の典礼、酩酊と錯乱。。。


2013年10月 ダニエル・クロカエアート

レビュー

It has been far too long since we've heard anything from Jonathan Coleclough. So long in fact that we probably need to refresh some of our readership on this stalwart British drone artist, whose name alone became a shorthand for mesmerism that deftly balanced dissonance with sympathetic tones and a subtle use of melody drifting ever so slightly within a narrow band of frequencies. Yup, that's what Coleclough delivers; and for many years now, we've cited his work as the gold-standard of dronemuzik, with perhaps Tim Hecker as the only other experimental musician to get cross-referenced in more instances. Those lovely tones and eerie metallic shimmers that enamored us to Coleclough are firmly entrenched on this album, which also features some other pretty heavy hitters.
Colin Potter is another British experimental chap whom everyone should know, not only because he's responsible for working on some of the best Nurse With Wound albums (e.g. Salt Marie Celeste, Thunder Perfect Mind, etc.) but also because he's crafted some intoxicating electronic albums over the years of kosmiche brainbending and full-thrum minimalism that would give Manuel Gottsching and Coil a run for their money.
Hitoshi Kojo is the Japanese drone-minstrel who has alternately worked under the solo moniker Spiracle and in the duo Juppala Kappio, slipping between the glassy acoustic mantras of Organum and the freak-folk ragas of most any album on Fonal.
Paul Bradley may be the least well known contributor, here; but this British drone musician has done exceptional work over the years with both Potter and Coleclough in various guises.

This album was recorded back in 2006 in Colin Potter's former studio, which literally was a water tower with all four parties conjuring their various shadow-clad drones, shivering phase patterns, spectral frequencies, and lonely textures. Water Mountain feels very much like a thoughtful Conny Plank production in which an organic dreaminess flows through all of these sounds, which seem to be transmitted by each individual through whatever means, and effortlessly molded into a eerily blissed out drone album. Watery gurgles, bowed metal trills, and crumbled soil stain the sparkling hums and stretched occlusions throughout both discs, gliding in and out of hallowed, church organ minimalism, tectonic rumblings, and one blustery crescendo of atomically cracked distortion that fires up near the end of disc one. Altogether, this is a magnificent set of recordings and one that will pull Coleclough back into the public spotlight by hook or by crook. Super limited pressing of just 250 copies.


2013年11月 ジム・ヘインズ (アクアリウス・レコード)

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